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上田組のよもやま話~ 新人が伸びる現場、辞める現場~

皆さんこんにちは
有限会社上田組の更新担当の中西です。

★ 新人が伸びる現場、辞める現場。舗装工事で人を育てるために大切なこと ☺

舗装工事業界において、若手の育成はますます重要になっています。
道路や駐車場など、私たちの生活に欠かせない場所をつくる舗装工事は、これから先も必要とされる仕事です。
その技術を将来へつないでいくためには、新しく入ってきた人に仕事を覚えてもらい、長く活躍できる環境をつくることが大切です。✅
しかし、同じ舗装工事会社でも、新人がどんどん成長する現場もあれば、なかなか定着せずに辞めてしまう現場もあります。
その違いは、本人のやる気だけではありません。
先輩の教え方や現場の雰囲気も、新人の成長に大きく関係しています。

★ 最初は何も分からなくて当たり前

舗装工事の現場には、初めて働く人にとって知らないことがたくさんあります。
アスファルト合材の扱い方や重機の名前、レーキの使い方、転圧の流れ、現場での動き方など、覚えることは少なくありません。
長年働いている人にとっては当たり前のことでも、新人にとっては初めての経験です。
そのため、「これくらい分かるだろう」と考えるのではなく、「最初は分からなくて当然」という前提で接することが大切です。
新人は、先輩の動きを見ながら少しずつ仕事を覚えていきます。
最初からスピードを求めるのではなく、まずは安全に正しいやり方を身につけてもらうことが重要です。✅

☆ 質問しやすい現場は成長しやすい

新人が仕事を覚えるためには、分からないことを質問できる環境が欠かせません。
「忙しそうだから聞けない」「こんなことを聞いたら怒られそう」と感じてしまうと、分からないまま作業を進めてしまう可能性があります。
舗装工事では、重機が近くを動く場面も多いため、分からないことを勝手に判断するのは危険です。⚠
だからこそ、「分からなかったら確認する」という意識をチーム全体で持つことが大切です。
質問したことに対してただ答えるだけでなく、「なぜこの方法なのか」まで伝えると、理解も深まりやすくなります。

★ “見て覚える”だけでは難しい

現場仕事では、「仕事は見て覚えるもの」と言われることがあります。
確かに、先輩の作業を見ることで学べることはたくさんあります。
レーキの動かし方や材料のならし方、重機との距離感、声掛けのタイミングなど、文章や言葉だけでは分かりにくいことも現場では学べます。
しかし、見ているだけでは「なぜこの動きをしているのか」までは理解できないことがあります。
例えば、「ここは水が流れる方向を考えて仕上げている」「この部分は機械が入りにくいから先に整えている」と理由まで説明することで、単なる作業ではなく考え方を覚えられます。➡
職人として本当に成長するためには、作業の形だけでなく、その意味を理解することが重要です。

☆ 少しずつ仕事を任せる

新人が成長するためには、見ているだけでなく、自分自身で作業を経験することも必要です。
最初は清掃や道具の準備、材料運びなどから始まり、慣れてきたら少しずつ簡単な施工を任せていきます。
いきなり難しい仕事を任せれば、失敗が増えて自信を失うことがあります。
一方で、いつまでも簡単な補助作業だけでは、「自分は成長しているのだろうか」と感じてしまいます。
本人の習熟度を見ながら、一段階ずつ仕事を広げていくことが大切です。✅
昨日できなかったことが今日できるようになる。
その小さな積み重ねが、自信につながります。✨

★ 失敗を成長につなげる

新人であれば、作業を間違えることもあります。
道具を忘れたり、材料を運ぶ場所を間違えたり、指示を正しく理解できなかったりすることもあるでしょう。
もちろん、安全に関わるミスについては厳しく伝える必要があります。
しかし、ただ怒るだけでは、本人が「次にどうすればいいのか」を理解できません。
なぜ失敗したのかを一緒に確認し、次に同じことを起こさないための方法を伝えることが大切です。✅
失敗は、正しく振り返れば成長のきっかけになります。
「失敗したからダメ」ではなく、「次にどう生かすか」を考えられる現場は、人が育ちやすい現場です。

☆ 新人は先輩の行動を見ている

新人教育では、「何を教えるか」だけではなく、「先輩がどう行動しているか」も重要です。
安全確認をしているか、道具を丁寧に扱っているか、現場を整理しているか、他の作業員に声を掛けているか。
新人は想像以上に先輩の姿を見ています。
先輩自身が整理整頓をせずに「現場をきれいにしろ」と言っても、説得力はありません。
反対に、先輩が当たり前のように安全確認や片付けをしていれば、新人も自然とその行動を覚えていきます。
言葉で伝えることと、自分が見本になること。
その両方が大切です。✨

★ 辞める理由は仕事が大変だからだけではない

舗装工事は屋外での作業が多く、夏場には非常に暑い中で仕事をすることもあります。☔
冬の寒さの中で働く日もあり、体力が必要な場面も少なくありません。❄
そのため、新人が辞めると「仕事がきつかったのだろう」と考えられることがあります。
もちろん、仕事内容が合わないケースもあります。
しかし、実際には「何をすればいいか分からない」「質問しにくい」「頑張っても見てもらえない」「人間関係になじめない」といった環境面が影響することもあります。
仕事そのものが大変でも、自分の成長を感じられ、周囲から認めてもらえる環境なら、「もう少し頑張ってみよう」と思えることがあります。

☆ 成長をしっかり言葉にする

新人は、自分が成長しているかどうか分からなくなることがあります。
そんなときに、「前より動きが良くなった」「道具の準備が早くなった」「周りを見られるようになった」と伝えるだけでも、大きな励みになります。☺
毎日一緒に働いていると、小さな成長を当たり前に感じてしまいます。
しかし、本人にとっては大きな変化かもしれません。
できていない部分を指摘するだけではなく、できるようになったことも伝える。
そのバランスが、人を育てる上では重要です。

⭐ 人を育てることも舗装会社の大切な技術

舗装工事では、材料の扱い方や重機操作、施工の仕上げなど、長い経験の中で身につく技術があります。
その技術を次の世代へ伝えていくことも、会社にとって大切な仕事です。
新人が伸びる現場は、ただ優しいだけの現場ではありません。
危険なことは厳しく伝え、間違いはきちんと指摘する。
その一方で、分からないことは教え、できるようになったことは認め、少しずつ新しい仕事を任せていく。
そんな環境が、人を育てていきます。✅
私たちも舗装工事の技術だけではなく、仕事への姿勢や安全に対する考え方まで次の世代へ伝えながら、一人ひとりが成長できる現場づくりを大切にしていきます。✨